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水墨の風 ー長谷川等伯と雪舟(出光美術館) [美術展]

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水墨の風 ー長谷川等伯と雪舟
2017年6月10日(土)〜7月17日(月・祝)
出光美術館

雪舟は南宋時代の画僧 玉澗(ぎょくかん)に影響を受けたそうです。平面的に感じる水墨画ですが、玉澗と雪舟の描く風景にはしっかりとした奥行きが確かにあります。それに対して、長谷川等伯を含めた他の絵師の作品には奥行きを描こうとした意図が感じられません。雪舟のすごさはそんなところにもあるのかなぁと思いました。

能阿弥の「四季花鳥図屏風」はぷっくりとした叭々鳥(ははちょう)が意地悪そうでかわいいです。岩佐又兵衛の「瀟湘八景図巻」は又兵衛にしてはあまりに上品。でもよくある画題ながら、やっぱりどこかに狂気が感じられて、見入ってしまいました。


山市晴嵐図.jpg
玉澗「山市晴嵐図」





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神の宝の玉手箱(サントリー美術館) [美術展]

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国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》修理後初公開 神の宝の玉手箱
2017年5月31日(水)~7月17日(月・祝)
サントリー美術館

もともと仏像や仏画から美術好きになったので、工芸類にはあまり興味がありません。でも神様に捧げられた玉手箱の豪華さは宗教美術に通じるところがありました。ここまでやるか!と感嘆したり、呆れたり。とにかく細かい手仕事です。

なかでも「螺鈿(らでん)」はキラキラしていて分かりやすい美しさ。螺鈿が施されていると豪華さがワンランクアップします。貝殻の内側をはめ込んだ模様はまさに真珠色、白をベースにピンクやブルーやグリーンに輝いて、思いのほかカラフルです。一方「研出蒔絵(とぎだしまきえ)」は漆の黒と金のツートンカラー。手の込みようは半端がありませんが、螺鈿に比べると地味でシックです。螺鈿は貝殻を「面」で切り取って使い、蒔絵は漆で模様を「線」で描くという違いもあります。その「螺鈿」と「蒔絵」の組み合わせの妙も見どころの一つでした。

やはり、メインキャストは修理後初公開の「浮線綾螺鈿蒔絵手箱」(国宝)。ガラスケースに単独でうやうやしく納まり、ライティングも美しく展示されていました。おもて面は螺鈿による「浮線綾文(ふせんりょうもん)」。とても由緒ある模様だそうです。もちろん、おもて面も素敵なのですが、期間限定で特別展示中の蓋裏に目を奪われました。蒔絵によって菊、梅、桜、萩、もみじなどの草花が細かい線で精緻に描かれています。その草花がなんともかわいらしく、開けるときのワクワク感と驚きが想像されました。

楽しみにしていたのが、名品手箱の模造品による「トピック展示」。北条政子が作らせ、実物は明治時代にウィーン万国博覧会に出品された帰りに運搬船の沈没により失われてしまった「籬菊螺鈿蒔絵手箱」。その模造復元品があることを知って、見てみたいと願っていたのです(そのときの記事)。ちょっと期待が大きすぎたのかもしれませんが、使われることを前提としない真新しい模造品はどこかよそいきの顔でした…。座礁した船を引き揚げるクラウドファンディングとかあったらなぁ。


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「浮線綾螺鈿蒔絵手箱》」(国宝)蓋裏



タグ:国宝
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ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 [美術展]

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ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展
16世紀ネーデルラントの至宝ーボスを超えてー

2017年4月18日(火)~7月2日(日)
東京都美術館

金曜日の夜間開館は激混みでした。ネーデルランド絵画なんてマイナーと思っていたからびっくりです。小さな版画類は人の頭越しにしか見られず、あきらめてパス。ヒエロニムス・ボスの2作品とピーテル・ブリューゲルの「バベルの塔」に絞って鑑賞しました。

「バベルの塔」はウィーン美術史美術館にも同名の作品があって、大好きな「雪中の狩人」を観るためにウィーンへ旅行したおり、鑑賞済みです。そのときは「雪中の狩人」にまみえた興奮からか「バベルの塔」の印象はほとんど残っていません。有名な作品だけど、それほどインパクトはなかったというのが正直な感想です。

同名の作品がもう1点あることは、今回この展覧会で知りました。大きさはボイマンス美術館の方が一回り小さいけれど、絵から受けるインパクトはこちらの方が強いように感じます。エネルギーがぎゅっと濃密に詰まっていて、塔のバランスの危うさもちょうど良く、不穏な青い雲も効果的。調べてみると、ボイマンス美術館の方が後から書かれたらしいです(うん、納得)。

それにしても細かい描写で人物なんて米粒です。「バベルの塔」を一列目で見るには行列に並んで移動しながらになってしまうため、2列目から単眼鏡で楽しみました。描かれた人の数は約1,400人ですって!ちょっと尋常じゃないです。ブリューゲルの絵は決して美しいとはいえないけれど、魂をつかまれてしまうようなところがあります。この「バベルの塔」の握力はかなりのものでした。

そして、ブリューゲルが影響を受けたのがヒエロニムス・ボス。美しくないのはボスから受け継いでいるんですね。ビーナスでもマリア様でもなく、中年の冴えないおじさんが主役なんだもの。よろよろと杖をついて歩く白髪まじりの「放浪者(行商人)」と無精ひげの「聖クリストフォロス」が並んで展示されていました。背景には立小便をしている男や木に吊られた熊など、脈絡もない奇想天外なものがちりばめられています。でも一つ一つにちゃんと意味が備わっていて、謎解きが面白い。眼を楽しませるのではなく、想像力が刺激されます。美しくなくても、いや美しい絵以上に、グッと心をわしづかみにされました。

今回はこの3作品がみられただけで大満足。私は北方ルネサンス美術が好きみたいです。あまり日本ではなじみがないけど、今回の「バベルの塔」展の成功をきっかけに、展覧会が増えるといいなぁ。


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(左)「放浪者」、(右)「聖クリストフォロス」
ヒエロニムス・ボス


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はじめての古美術鑑賞ー紙の装飾ー(根津美術館)、料紙のよそおい(五島美術館) [美術展]

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はじめての古美術鑑賞ー紙の装飾ー
2017年5月25日(木)~7月2日(日)
根津美術館

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夏の優品展ー料紙のよそおいー
2017年6月24日(土)〜7月30日(日)
五島美術館

最近、手書きの文字を書くことも少なくなったけれど、便箋やノート、ポストイットといった文房具には心ひかれます。根津美術館と五島美術館で同時期に開催された料紙の展覧会。美しい紙がずらりと並んでいて、昔の人も「紙好き」だったことがよくわかりました。金銀や雲母を使ってキラキラさせたり、カラフルな色に染めたり、文様を施したり、手の込みようが半端ない。文字は読めなくても、紙を眺めているだけでうっとりでした。

料紙について勉強したこと、印象に残った作品を忘れないように書いておきます。

荼毘紙(だびし)
奈良時代の写経用紙で表面のブツブツを釈迦の骨粉に見立てたところからの名前だそうです。奈良時代の料紙って古いのに、虫食いもなく、墨も黒々としていて、後の時代のものよりも新しくみえます。材料の質が高く、手間がかかっているんでしょうね。

雲母刷(きらずり)
白い雲母の粉末が光ってみえます。根津美術館では特殊なライトを使って、きらきらが良く見えました。「尾形切」(「本願寺本三十六人家集」(京都・西本願寺)から流出した「業平集」のうちの1頁分)の豪華さがたまりません。

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「尾形切」(伝 藤原公任筆、根津美術館)


唐紙(からかみ)
「松籟切(しょうらいぎれ)」(伝 藤原行成筆、五島美術館)は鉄線唐草文様を雲母刷した日本製の唐紙。モダンなデザインの唐紙に流麗な文字。何が書いてあるかはさっぱりでも、取り合わせの妙はわかります。

装飾経
平安時代の装飾経は料紙の白眉。美しければ美しいほど、仏様に捧げられた当時の人々の思いが込められているような気がします。

「無量義経・観普賢経」(国宝、根津美術館)
一見、地味なんだけど、よくよく見ると、金の砂子がこれでもかってほどまき散らされています。少し離れてみると、見る角度によってきらきらが瞬いて夢のようです。

「泉福寺焼経」
根津美術館と五島美術館の両方に出品されていました。これも金銀の箔を散らす装飾が美しいです。

「平家納経(模本)」(田中親美模、東京国立博物館
あまりのきらびやかさに驚きました。真新しいだけに、目にまぶしく、清らかです。これまで模本ってちょっと低く見ていたけれど、模本だからこそ、当時の人々が見たままの本来の美しさを知ることができるんですね。コピーといえども、豪華な模本ってあなどれないです。


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創建1250年記念「奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝」(三井記念美術館) [美術展]

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創建1250年記念「奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝」
2017年4月15日(土)~6月11日(日)
三井記念美術館

三井記念美術館の展示室って仏像展示にはむかないです。360度、四方からみられる展示室1と2は小物しか展示できないし、展示室3以降は壁面のガラスケースだから、奥行きが狭い上、正面からしかみられません。今回お出ましの仏像たちは展示室4や7の壁際にずらり。とても窮屈そうで見ていられません。おまけに壁や照明の工夫もない…。うーん、とても残念な展示空間です。

展示スペースの関係なのか、西大寺の文殊菩薩騎獅像獅子(重文)も獅子から降ろされて、獅子と文殊菩薩とが別々に並んでいました。珍しいと言えばそうだけど、ちょっとなぁ…。それでも、文殊菩薩はきりりとした切れ長の目でこちらを見据え、ちっとも動じていないようすでした。近くで衣の飾りなどをじっくりと見ると、とっても手が込んでいます。ただ、あまり趣味が良いとは言えないちょっと派手目な装飾でした。宋風の影響なのかしら。

出品作は真言律宗の寺院の名宝が集まっていて、粒ぞろいなのに見せ方が如何ともしがたい…。期待していただけに、なんとも消化不良です。浄瑠璃寺の吉祥天立像は展示期間外で拝することができなかったし、大阪会場にも行こうかな。

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近代の日本画展(五島美術館) [美術展]

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近代の日本画展
2017年5月13日(土)~6月18日(日)
五島美術館

五島美術館で毎春、開催されている近代日本画展。気に入った作品をあげておきます。

小杉放菴「啄木」
ケヤキの枯れ木にとまるうつむき加減の啄木(キツツキ)。哀愁ただよう寂し気な姿が気になりました。

村上崋山「野鳥」
とても簡素な水墨画です。これも鳥ですね。

山口華楊「水仙」
山口華楊、名前を初めて知りました。ちょっと不思議な感じがする絵でした。



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蓬春モダニズムとその展開-創造と変革-(山口蓬春記念館) [美術展]

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春季企画展 蓬春モダニズムとその展開-創造と変革-
平成29年3月25日(土)~6月4日(日)
山口蓬春記念館

鎌倉に行ったついでに葉山まで足を延ばし山口蓬春記念館へ。蓬春といえば、グリーンやスカイブルーの美しい発色。初夏にぴったりです。海の光あふれるこの地でみるからこそ、色鮮やかな蓬春カラーがますます輝きを増して感じられました。ちょっと遠いのが難点だけど、素敵な場所。もとは山口蓬春(1893~1971)が亡くなるまで過ごした家だから、個人宅におじゃましているみたい。以前も書いたけど夏休みのおじいちゃんの家のようです。

今回、印象に残ったのは、ホドラーに影響を受けて五色沼を描いたという「山湖 小下図」。確かにホドラーっぽい。蓬春の美しいパステルカラーと抽象的な形態はホドラーと通じるものがありますね。この小下図は真似っぽいけど、調べてみたら本図の「山湖」(松岡美術館蔵)はより消化されて蓬春自身の作品になっていました。さすがプロの画家。でも私は本図よりもこの小下図の方が好き。パステルの淡い色合いの重なり方がいいです。


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「山湖 小下図」


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「山湖 」


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鎌倉の至宝 優美なる慶派のほとけ(鎌倉国宝館) [美術展]

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鎌倉の至宝 優美なる慶派のほとけ
2017年4月22日(土)~2017年6月4日(日)
鎌倉国宝館

慶派のほとけというから鎌倉まで足を運んだのですが、期待外れでした。金剛寺(秦野市)と教恩寺(鎌倉市)の阿弥陀三尊像が出品されていましたが、慶派にもピンからキリまであるんですね。企画展示の仏像よりも仏画や書跡の方に見ごたえがありました。仏画では光背のタイコーズブルーが美しい南宋時代の仏画「宝冠釈迦三尊像」(建長寺 重文)が目を引きました。書跡は文字から書いた人の人格が伝わってくるようで、美術鑑賞というより個人的に興味深いです。蘭渓道隆はとても達筆で頭が良さそうな字、反対に北条時宗は悪筆でした。


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大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち(森アーツセンターギャラリー) [美術展]

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大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち
2017年3月18日(土)~6月18日(日)
森アーツセンターギャラリー

大好きなブリューゲルが2点も出品されていて、予想していなかったので嬉しかったです。さらにプレミアムフライデーの企画で写真撮影OKだったので、とっても得した気分。ピーテル・ブリューゲルの息子たちの作品ですが「スケートをする人たちと鳥罠のある冬風景」は「雪中の狩人」(ウィーン美術美術館)に似ていますね。絵葉書もゲットしました。「魚の市場(ペテロとアンデレの召命)」も群像が俯瞰的に描かれていて、いかにもブリューゲルっぽくて好きです。

去年のクラーナハ展には行けずじまいだったから、「林檎の木の下の聖母子」を鑑賞できたのもよかったです。聖母マリアのお顔は無表情で怖いし、髪の毛のチリチリ具合もなんとも病的。どうしたって聖母子というより怪母子って感じがしました。


スケートをする人たちと鳥罠のある冬景色 ピーテル・ブリューゲル(2世)?
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ブリューゲル 冬景色1.jpg
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魚の市場(ペテロとアンデレの召命) ヤン・ブリューゲル(1世)
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ブリューゲル 魚の市場2.jpg
ブリューゲル 魚の市場3.jpg

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雪村-奇想の誕生-(東京藝術大学大学美術館) [美術展]

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雪村-奇想の誕生-
2017年3月28日(火)~5月21日(日)
東京藝術大学大学美術館

雪村についてなんの知識も期待もなかったのが良かったのだと思います。久しぶりに純粋に「絵」をみる楽しみを味わいました。最近、頭でっかちになって、モチーフの意味や形式にばかり目が向いていましたが、雪村の自由な絵に解放されました。なにより、雪村自身が描くことを楽しんでいます。若冲や蕭白の「奇想」は狙っている感じがするけれど、雪村は自然にわきでてくるナチュラルな「奇想」です。

例えば「鍾馗図」といえば、刀をもったイカツイおじさんの絵が一般的なイメージ。先日の河鍋暁斎展でも見ましたが、とっつきにくくて素通りでした。でも、雪村の「鍾馗図」は一味も二味も違っています。鍾馗が虎を退治している場面なのに、猫が飼い主とじゃれて遊んでいるようにしか見えません。純粋にかわいくて癒されます。


雪村 鍾馗図.jpg
雪村「鍾馗図」


「琴高仙人・群仙図」(重要文化財、京都国立博物館)のような漫画的な絵に目がいきがちですが、「四季山水図屏風」(郡山市立美術館)のような普通の屏風絵も風景の広がりや雄大さが感じられて、ちゃんと力量を持っていることがわかります。

尾形光琳や岡倉天心といった目利きにも高く評価されていたそうですが、あまり注目されてこなかったのは、中央画壇の正統を継ぐ絵師ではなかったからなのかな。でも京都ではなく、東国で自由に描いていたからこそ、こんなにも清々しい気持ちにしてくれるのだと思います。今回は期間外で実物はみていないのですが、「自画像」(大和文華館蔵、重要文化財)の味わい深さったらないです。今回が初対面の雪村でしたが、これからはちゃんと要チェックしていきたいな。


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雪村「自画像」
(大和文華館蔵、重要文化財)


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